2006年02月26日

「南大東島犬(大東犬)」について

「特定の地域のみに以前から生息する犬」を
“地犬(じいぬ)”と呼ぶのですが、
そういう意味では、琉球犬も“地犬”になります。

沖縄には、この琉球犬以外にも、
南大東島に「南大東島犬(大東犬)」という犬がいました。

正確には「いました」という過去形には断定できないのかもしれませんが、
最近では見聞きしなくなりましたので、
絶滅している可能性が高いと思っています。

実は、20年位前に私も飼っていたことがあります。

当時でも、5頭くらいしかいない希少種でした。

犬の形は、毛長で、脚が短く、琉球犬とは全く違うタイプでした。

残念ながら、画像はありません。

「約120年前に、八丈島に行った移民開拓団の一部の人が戻ってきて、
その時にダックスフンドのような、毛長で、脚が短い犬を近親交配させた、
まだ歴史の浅い、新しい犬」
だと岐阜大学の田名部雄一先生が言われていました。

田名部先生の話では、
・柴犬に近い日本犬型で、毛長、脚が短いもの
・西洋犬と雑種化したと思われる小形で、毛長、脚が短いもの
という、
「南大東島犬(大東犬)」には2種類のタイプがいるそうですが、
系統繁殖や保存はなされていない、ということでした。

東京の渋谷駅前の忠犬「ハチ公」は秋田犬、
東京の上野駅に隣接する上野公園には西郷隆盛の銅像があり、
その犬は薩摩犬ですが、
明治時代から西洋犬が輸入され始め、純粋な日本犬は少なくなっています。

これから犬を飼われる人には、
ぜひ日本の“地犬(じいぬ)”を見直してほしいと思うのです。

「南大東島犬(大東犬)」は“琉球犬”とは全く違うのですが、
沖縄の“地犬(じいぬ)”という広義の意味で、
「琉球犬の種類」のカテゴリーに入れておきました。


posted by トゥラー at 10:35| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 琉球犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 薩摩犬- 原産国(原産地)- 日本(鹿児島県)-}薩摩犬(さつまけん、さつまいぬ)は、鹿児島県原産の日本犬である。歴史薩摩犬は古くから薩摩の猟犬としてイノシシ狩猟|猟で活躍していた。西郷隆盛もこの犬..
Weblog: 犬を知るサイト
Tracked: 2007-10-02 14:59
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