2006年02月23日

琉球犬の種類〜「白」

“琉球犬”として認定されている以下の5種類、
「赤トゥラー」
「白トゥラー」
「黒トゥラー」
「アカイン(マスク)」
「アカイン(ゴールドアイ)」
は、すでにご紹介した通りです。

これらの純血同士を配合すると、
上記に当てはまらない毛色が出現することが分かってきました。

昨日ご紹介した「アイボリー」
今日の「白」と、
次回の「黒」、「ゴマ」
の4種類です。

琉球犬保存会で、現在「非認定」となっている、
これらの毛色の犬も“琉球犬”として『認定』されるように
図ってゆきたいと考えています。

060223琉球犬「白」3.jpg
今日は「白」をご紹介します。

060223琉球犬「白」4.jpg
「白」は単色で、綺麗な「白」で出現します。

060223琉球犬「白」.jpg
「白」×「白」の配合で、「白」や「アイボリー」が多く出現します。

060223琉球犬「白」2.jpg
この「白」は、出現してから7代目になります。

posted by トゥラー at 10:00| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 琉球犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

琉球犬の種類〜「アイボリー」

今日からは、現在“琉球犬”として「非認定」の4種類
・ 白
・ アイボリー
・ 黒
・ ゴマ
をご紹介してゆきたいと思います。

昨日までは、“琉球犬”として認定されている以下の5種類、
「赤トゥラー」
「白トゥラー」
「黒トゥラー」
「アカイン(マスク)」
「アカイン(ゴールドアイ)」
をご紹介しましたが、
これらの純血同士を配合して、
上記に当てはまらない毛色が出現することが分かってきたのです。

琉球犬保存会で、現在“琉球犬”として「非認定」となっている、
これらの毛色の犬も“琉球犬”として『認定』されるべきなのです。

出来る限り早く、これらの「非認定」にされた状態の琉球犬を、
正規に「認定」するように、図ってゆきたいと考えています。

今日は「アイボリー」をご紹介します。

060222アイボリー.jpg
「アイボリー」は単色です。

060222アイボリー2.jpg
「白」×「白」の配合で、数多く出現します。

posted by トゥラー at 11:44| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 琉球犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月21日

琉球犬の種類〜「アカイン(ゴールドアイ)」

今日は「アカイン(ゴールドアイ)」をご紹介します。
060221アカイン(ゴールドアイ)1.jpg

「アカイン」は『赤犬』の意味で、単色です。

「アカイン」には
・ マスク(鼻が黒いタイプ)
・ ゴールド・アイ(眼が金色のタイプ、鼻は茶色が多い)
の2種類があります。

今日は、そのうちの「アカイン(ゴールドアイ)」をご紹介します。
アカイン(ゴールドアイ)3.jpg

060221アカイン(ゴールドアイ)2.jpg
眼が金色をしている犬は、琉球犬以外では
オーストラリアの在来犬にいるらしいと
文献で見たくらいで、
世界的にも希少な眼なのです。

以下は、これまでに書いたトゥラーの3種類とアカインです。
それぞれ比較してみて下さい。
琉球犬の種類〜「赤トゥラー」
琉球犬の種類〜「白トゥラー」
琉球犬の種類〜「黒トゥラー」
琉球犬の種類〜「アカイン(マスク)」

以上の、3種類の「トゥラー」と、
昨日、今日の2種類の「アカイン」の
合計5種類が琉球犬の「認定犬」です。


明日からは、現在「非認定」状態となっている4種類
・ 白
・ アイボリー
・ 黒
・ ゴマ
をご紹介してゆきたいと思います。

posted by トゥラー at 00:05| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 琉球犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

琉球犬の種類〜「アカイン(マスク)」

今日は「アカイン(マスク)」をご紹介します。

060220アカイン(マスク)2.jpg
昨日までの「トゥラー」は、
地色の3種類(赤・白・黒)に虎毛のシマ模様があったのですが、
今日の「アカイン」は『赤犬』の意味で、単色になります。

「アカイン」には
・ マスク (鼻が黒いタイプ)
・ ゴールド・アイ(眼が金色のタイプ、鼻は茶色が多い)
の2種類があります。

今日は、そのうちの「アカイン(マスク)」をご紹介します。

060220アカイン(マスク)4.jpg
「アカイン」は、赤犬同士を交配すると生まれます。
「赤」は劣性遺伝同士なので「赤」になるのです。

060220アカイン(マスク)3.jpg
例えば、
「白」×「赤」の交配では、トゥラーがバラエティに出現し、
「白」×「白」の交配では、白やアイボリーが多く出現します。
今日の「アカイン(マスク)」は無作為に出現する種類です。

以下は、「アカイン(マスク)」の仔犬です。
060220アカイン(マスク)の仔犬.jpg

060220アカイン(マスク)の仔犬3.jpg

060220アカイン(マスク)の仔犬2.jpg

以下は、これまでに書いたトゥラーの3種類です。
それぞれ比較してみて下さい。
琉球犬の種類〜「赤トゥラー」
琉球犬の種類〜「白トゥラー」
琉球犬の種類〜「黒トゥラー」


posted by トゥラー at 09:36| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 琉球犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

琉球犬の種類〜「黒トゥラー」

今日は「黒トゥラー」をご紹介します。

060219黒トゥラー.jpg
「黒トゥラー」と言っても、
真っ黒ではなく、いくぶんこげ茶がかった黒になります。

060219黒トゥラー2.jpg

琉球犬のトゥラーは、
一昨日の「赤トゥラー」
昨日の「白トゥラー」
今日の「黒トゥラー」の3種類になります。

明日は「アカイン(赤犬)」をご紹介します。

posted by トゥラー at 09:47| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 琉球犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月18日

琉球犬の種類〜「白トゥラー」

今日・明日もブログ運営会社のサーバーメンテナンスのようですね。
今日は「白トゥラー」をご紹介します。

060218白トゥラー3.jpg
「白トゥラー」と言っても、
真っ白ではなく、いくぶんアイボリーがかった白になります。

060218白トゥラー2.jpg
ゼブラ(シマ馬)や虎のような模様が出現するのは、
琉球犬だけではなく、
北海道(アイヌ)犬や秋田犬、甲斐犬などにも出現しています。

060218白トゥラー.jpg


posted by トゥラー at 17:15| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 琉球犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

琉球犬の種類〜「赤トゥラー」

昨日はブログサーバーのシステムメンテナンスで
臨時休業になりましたが、
落ち着いて考えると重大な手落ちに気がつきました。

琉球犬の種類を画像でご紹介をしていなかったことです。

このブログをご覧の方は、
「トゥラー」とか「アカイン」とかの用語が出てきても、
そもそも「トゥラー」とは何なのかexclamation&question
「アカイン」とはどういう色をしているのかexclamation&question
よく理解できていなかったのではないかと反省しました。

今週は、1日に1種類ずつ
種類ごとに典型的な琉球犬をご紹介してゆきたいと思います。

最初の4日間は「認定犬」の5種類
・ 赤トゥラー
・ 白トゥラー
・ 黒トゥラー
・ アカイン(ゴールドアイ)
・ アカイン(マスク)

その後に「非認定」の4種類
・ 白
・ アイボリー
・ 黒
・ ゴマ
を順次画像でご紹介してゆきますので、
比較しながらご覧戴ければ嬉しいです。


今日は「赤トゥラー」をご紹介します。

両親を赤同士で交配させると、
「赤」は“劣勢遺伝子”同士ですから、「赤」が生まれるのです。

ちなみに、「白」×「赤」の交配は、
トゥラーがバラエティーに出現しますし、
「白」×「白」では「白」や「アイボリー」が多く出る傾向にあります。

小さい型同士を交配しても、遺伝子の関係で小さめの犬が出現しています。


060217赤トゥラー八重山種2.jpg
「赤トゥラー」の“八重山系”です。

060217赤トゥラー八重山種.jpg
「赤トゥラー」の“八重山系”は、
沖縄本島北部の「山原(やんばる)系」より、
1回り大きいのが特徴です。

また、トゥラーの胸、または胸下には
「白い紋」があるのも特徴的です。

これは「赤」だけに限らず
「白トゥラー」「黒トゥラー」にも出現します。

060217赤トゥラー.jpg
典型的な「赤トゥラー」です。

060217赤トゥラーの仔犬の母犬.jpg
これも地色が薄いですが、「赤トゥラー」です。

060217赤トゥラーの母子.jpg
この母犬は1ヶ月前に出産しています。
右の脇にいるのが仔犬(メス)です。

仔犬の父親は「アカインのマスク」(赤1色の鼻が黒い犬)でしたが、
近隣の農業ハウスに入って農薬中毒で先日死亡してしまいました。

以下は、この仔犬(メス)です。
060217赤トゥラーの仔犬3.jpg

060217赤トゥラーの仔犬.jpg

060217赤トゥラーの仔犬2.jpg

posted by トゥラー at 11:06| 沖縄 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 琉球犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

琉球犬保存会設立趣意書

060215琉球犬の仔犬.jpg

琉球犬保存会は、
平成2年4月1日に、23名、18頭で設立したのですが、
その前に保存会を設立するための準備委員会で
「琉球犬保存会設立趣意書」
を作成しましたので、ご紹介しておきます。

作成したのが平成2年当時のデータもそのまま記述しますが、
犬が出現したのは、最近のデータでは
「1万8千年〜2万年前」
となっています。

あくまで、「保存会設立趣意書」として、
参考までにご覧戴ければ、と思います。

琉球犬保存会設立趣意書
地球上に現在の犬が出現したのは
今から1万2千年から2万年前と考えられていますが、
現在までに発掘された古い犬の骨について、
放射性炭素(14C)を使ってその年代を測定したところ、
最も古いのはアラスカの2万年前、イラクの1万2千年前、
パレスチナ、ドイツの1万1千年前、
日本のものは9,500年前であることが解明されました。

日本犬は、家畜化した犬を日本人の我々の祖先が
日本国土にやって来たときに、
一緒に連れてきたものであると考えられます。

犬は最古の家畜であり、
犬の家畜化は今から2万年くらい前から
すでに始まっていたものと思われます。

・羊  1万2千年前
・ヤギ 1万年前
・牛    9千年前
・馬    5千年前
・鶏    5千年前
・猫    4千年前
に、それぞれ家畜化したものと推定されています。

犬は世界的に品種分化が著しく、品種の数が多く、
現在公認されているもので309種類に上ります。

日本で発掘された最古の犬の骨は9,500年前のものですが、
この犬の骨は関東地方の神奈川県の夏島貝塚から発掘されました。

また、犬の骨は縄文時代の遺跡から数多く発掘されています。

沖縄県でも縄文時代前期の遺跡から犬の骨が発掘されています。

日本犬については
大正末期から昭和初期にかけて在来犬種保存の機運が高まり、
そして1928年(昭和3年)には日本犬保存協会が設立されました。

日本犬として国の天然記念物の指定を受けているものは、
・ 秋田犬
・ 甲斐犬
・ 柴犬
・ 紀州犬
・ 四国犬
・ 北海道犬
の6犬種です。

沖縄県における在来犬については、
沖縄戦で壊滅的被害を被って
本島北部地域と八重山地域に一部生存していた犬による繁殖で、
現在10頭くらいが生息しているものと推定されています。

沖縄県における在来犬についての確かな記録はないのですが、
戦前までは本島北部地域と八重山地域において
猪狩りに利用して充分活用され、
現在でもその愛犬家が増えつつある現状にあります。

沖縄の在来犬は「トゥラー」「アカイン」の名称で呼称され、
人に対しては非常におとなしく(従順で)、臭覚に優れ、
狩猟用として重宝がられ大いに活用されていました。

今回、沖縄県の在来犬(琉球犬トゥラー)の保存を強く望む愛犬家が多く、
その有志により保存会を設立しよう、という趣旨により、
本日準備委員会を開催することが出来ました。


posted by トゥラー at 19:03| 沖縄 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 琉球犬保存会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

“琉球犬”の出産

060214生後10日の琉球犬の仔犬3頭.jpg

近日出産予定のメス犬は、残念なことに昨夜急死してしまいました。

数日前から、日中舌を出してバテているような仕草があって、
日陰に移動させていたのですが、
熱中症と種付け時期が早かったことが原因と思われます。
(開腹はしませんでした)

人間を含めた生物は自然によって生かされているのですから、
残念ですが認めなければいけません。


実は10日前に出産した琉球犬がいて、
仔犬が5頭生まれ、うち3頭が元気に育っています。

丁度、外出中に産まれてしまいましたので、
出産時の様子が撮影できなかったので、今回に期待していたのですが、
突然のアクシデントのため、
今日の画像は10日前に出産した今日現在の母子に変更させて頂きました。
060214母犬.jpg
この画像が母犬(アカイン)です。

左上に「穴」が掘ってあり、
仔犬が3頭寝ているのがお分かりいただけるでしょうか。

メス犬は太陽や雨風などの気象条件や外敵などから
仔犬を守れる場所で分娩するために
出産の3〜4日前に2〜箇所の「試し掘り」をします。

060214生後10日の琉球犬の仔犬3頭.jpg
その中で、「分娩に最適な場所」と判断したところを選択し、
そこを集中的に一心不乱に掘るのです。

主に、犬舎の下など暗い場所に、夏は浅く、冬は深めに掘ります。


生まれるときは満潮、死ぬときは干潮(引き潮)
ウミガメや魚、カニ、珊瑚などが大潮の満潮時に産卵することは、
テレビ等で紹介されてよく知られるところですが、
これは人間にも言えること(自然分娩の場合)で
「満月や新月の上げ潮時〜満潮時の出産が多い」のです。

もちろん犬でも猫でも自然分娩なら同じことが言えるのです。

それとは反対に
「引き潮時〜干潮時にかけて臨終をお迎えする」
と言われています。

満潮時と月は生命の誕生に関係があるようですが、
詳しいデータがあるわけではないので、
はっきりとした因果関係は不明ですが
実際多くの場合、動物の生死は潮の干満という引力に影響しています。

産婦人科医院や助産院では、
外来や分娩室に大概「潮汐表(ちょうせきひょう)」が貼られています。
・ 「潮」はあさしお
・ 「汐」はゆうしお
つまり、潮の満ち引き表のことです。

海の水は太陽や月の引力で満ち引きし、普通1日に2回の干満があります。

満潮から次の満潮までに要する時間は約半日です。

1日の干満の差は月齢によってほぼ半月の周期で変化し、
陰暦の1日(新月)と15日(満月)の頃に大潮となり、
半月の頃に小潮になります。

人間や犬の体は6割が水で出来ています。

妊娠すると体の中にお水の入った袋を抱えるので、
きっといつもより自然の力を受けやすいのでしょう。
不思議ですね。
posted by トゥラー at 18:21| 沖縄 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

琉球新報の記事(平成18年1月4日)

060104琉球新報掲載記事.jpg

今年は“戌年”ということで、
年初の1月4日琉球新報朝刊の社会面
画像のように“琉球犬”を掲載して戴きました。

近日出産を迎える“琉球犬”がいます。
明日は、そのことについて触れたいと思います。
posted by トゥラー at 15:47| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞・犬専門誌など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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